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主催

げんでんふれあいコンサート 角鹿の「魔笛」

開催期間 2006年11月25日

げんでんふれあいコンサート 角鹿の「魔笛」

 

モーツアルト生誕250年を記念して、朝鮮の王子ツヌガアラシト伝説をモーツアルトの名作「魔笛」に重ね合わせた創作オペラで、敦賀の名産などが随所にとり入れられ、今回1回限りの上演です。ナレーションを同じく敦賀市出身で俳優の大和田伸也さんが友情出演し、敦賀発の華麗でファンタジーな舞台を繰り広げていました。
ピアノとフルートのみの演奏で、すばらしい歌唱力と演技で、テノールの吉田さんはタミーノ役、王女の娘パミーナ役のソプラノ歌手・佐々木典子さんをはじめ、一流のオペラ歌手と、吉田さんが教えている東京芸術大学の大学院生らが合唱で出演し、歌詞はドイツ語のため、日本語の字幕で表され、より分かりやすく親しみのもてる庶民的なオペラに仕上げられて、会場の約900人の観客は、迫力のある唄と華麗な演技に酔いしれ満足感でいっぱいでした。

 

公演に先立ち、吉田浩之さんから寄せられたメッセージの一部を紹介します。

今年はモールアルトイヤーである。日本各地で、いや、世界中でモーツアルトの作品が演奏され、耳にされた方も沢山いらっしゃるだろう。しかしこの舞台はそこいらのモーツアルトとは一味も二味も違う…。大陸から迷いこんだ若者は、ツヌガアラシトと名乗りこの地に留まった…。今回、自信で芸術監督を務め、上演するにあたり、「魔笛」に出会ったあの時の、あの直感とも言えぬ思いのまま舞台を作れる事はとても嬉しい。僕の大切な仲間達である。新進気鋭の演出家、菅尾氏、同郷のよしみで友情出演してくださる大和田氏には感謝の意を表しきれないほどである…。(吉田 浩之)

開催場所

敦賀市 市民文化センター