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共催

福井新聞社と共催で茶室おこし絵図展を開催しました

開催期間 2005年10月19日 ~ 2005年10月23日

日本の伝統的な茶室を立体的な絵図で紹介する「楽翁蒐集・茶室おこし絵図展」(福井新聞社主催、当財団共催)が、平成17年10月19日から23日まで、福井新聞社・プレス21で開催されました。
この催しは、「国民文化祭・ふくい2005」に協賛する形で開催されました。
「おこし絵図」は、茶室のイメージを表現するため、江戸時代に盛んに作られた建築図です。
平面図を描いた台紙の上に、壁面の図を貼り付け組み立てる立体的な絵図で、折りたためば、一枚の紙のようになります。
展示されたのは、国宝、重要文化財級の茶室のおこし絵図50点。
復刻された絵図と一緒に現存する茶室の写真とコンピュータで作成した図が添えてあり、一点一点に解説文が付けられ、訪れた人たちは、伝統文化の粋を興味深く見入っていました。
10月20日には、茶室研究の第一人者で、福井工大名誉教授の中村昌生さんの「茶匠の創意工夫」と題した記念講演が、同社・風の森ホールで開催されました。
中村教授は、千利休や古田織部らの茶人とおこし絵図との密接な関係や日本文化のゆかしさなどを解説され、会場を埋めた聴衆を魅了しました。

開催場所

福井市・福井新聞社プレス21