げんでんふるさと文化賞・げんでん芸術新人賞

GENDEN AWARD

第2回(平成12年度)の選考結果と受賞者の経歴

げんでんふるさと文化賞

げんでんふるさと文化賞とは、福井県の地域文化の普及・発展に永年に渡り尽力し、顕著な功績を収められた人への功労に対し贈呈しています。

 

吉田正喜【絵画造形】 (小浜市山手1丁目)

吉田正喜【絵画造形】 (小浜市山手1丁目)

文化活動は掘り起こす努力から・・・吉田正喜氏(絵画造形)若狭高校など永年教員として美術教育に尽力。昭和59年より若狭美術協会長として地域美術レベルの向上に寄与。同61年から6年間小浜市文協副会長、県文協理事を務め、ふるさと文化の発展に貢献。

 

 

田中度子【音楽】 (今立町領家)

田中度子【音楽】 (今立町領家)

永年、高校教員として音楽活動に尽くす一方、県婦人合唱連盟副会長、県合唱連盟副理事長を務め、県音楽協会の育成に寄与。地域では今立ベートーヴェン第九の総監督、町文協副会長を務めるなど、ふるさと文化の振興に貢献。

 

 

上坂紀夫【文学】 (武生市吾妻町)

上坂紀夫【文学】 (武生市吾妻町)

永年、県内中・高校教員を務め国語教育に尽力。昭和48年より日本海作家同人。「特務艦関東の遭難」など郷土の歴史、文化を掘り起こす郷土作家として活躍。地域では、「越前万歳後援会」顧問を務めるなど、ふるさと文化の継承、育成に尽力。

 

 

げんでん芸術新人賞

げんでん芸術新人賞は、新人芸術家として将来を多いに期待される芸術活動を行う人に対し贈呈しています。

 

 

荒島雅彩【邦楽】 (福井市開発3丁目)

荒島雅彩【邦楽】 (福井市開発3丁目)

本名・典子、昭和54年福井大学卒。小学校から筝曲を野沢雅光穂師に師事、平成8年正派邦楽会大師範。雅光穂会主催。筝曲コンサートなどで、名演奏を演じ、この界のリーダー的存在。また、後進の育成にも尽力し、今後の活躍が期待される。

 

吉田豊一【工芸美術】 (織田町平等)

吉田豊一【工芸美術】 (織田町平等)

昭和59年、京都芸術短大卒。平成4年、県美術展・現代工芸部門で知事賞、同8年作品「暁」で日本現代工芸賞、以来日展に3回入選。越前焼の陶芸商品の開発を進める一方、将来有望な工芸美術作家として活躍が期待される。