げんでんふるさと文化賞・げんでん芸術新人賞

GENDEN AWARD

第11回(平成21年度)の選考結果と受賞者の経歴

げんでんふるさと文化賞

げんでんふるさと文化賞とは、福井県の地域文化の普及・発展に永年に渡り尽力し、顕著な功績を収められた人への功労に対し贈呈しています。

 

吉村外人【絵画造形】 (福井市)

吉村外人【絵画造形】 (福井市)

昭和23年から39年間、福井県の公立中学校美術教員を経て、平成6年から8年間、私立高校の美術講師を勤めた。絵画団体「一陽会」「現代童画会」の会員として、ヨーロッパの古建築をモチーフに詩情豊かな作品を描き続けている。平成9年現代童画会文部大臣奨励賞授賞。平成15年フランス「ル・サロン展」に入選。平成16年フランス「カルセール・ドゥ・ルーブル美の解放展」芸術大賞を受賞するなど、国内外の各種展に出展し、優美な作品は高い評価を受けている。また現代童画会福井県支部長の傍ら「市美展ふくい」で実行運営委員として、地域文化の振興に力を注いでいる。

 

 

貝井春治郎【絵画造形】 (高浜町)

貝井春治郎【絵画造形】 (高浜町)

現役の漁師で漁業に従事の傍ら、独学で絵画を学び、生活の場である海と漁師、漁をテーマに多くの作品を創出。昭和28年福井県総合美術展に初入選。昭和36年東京旺亥会に「鮟鱇」入選。昭和44年示現会展に「たこつぼ」入選のほか、平成10年度福井県文化振興事業団主催の第13回野の花文化賞受賞。多年にわたり地域芸術の振興と発展に寄与。平成11年から15年まで福井新聞「BAYわかさ」「北風南風」に随筆34回掲載し、漁師の仕事と絵を両立させながら漁師の仕事、海の風景、海や魚など随筆で地元若狭、高浜の紹介に努めた。平成9年「若狭の漁師四季の魚ぐらし」を草思社より出版。

 

 

師田一郎【地域文化活動・茶道】 (鯖江市)

師田一郎【地域文化活動・茶道】 (鯖江市)

昭和53年武蔵大学経済学部卒業。師田製瓦所を経営。昭和40年宮崎村で日本で初めて還元トンネル窯を完成させ、越前陶芸村の発展に尽力。県陶芸館の茶室「越知庵」の完成(昭和48年)にちなんで、茶道愛好会を結成。昭和59年に正式に「茶の湯同好会」を28人で結成。平成7年から現在まで会長を勤めている。今年で27年目を迎えて会員250人に発展。茶の会派にとらわれず、骨kんゆかりの岡倉天心を学び季節ごとに茶会を開き、茶の文化の普及発展に努めている。その他地域活性化事業として、雨乞い神事、36連隊展、鯖江体操のルーツ企画などを実施。文化人づくりも推進している。

 

 

げんでん芸術新人賞

げんでん芸術新人賞は、新人芸術家として将来を多いに期待される芸術活動を行う人に対し贈呈しています。

 

上野智子【書道】 (敦賀市)

上野智子【書道】 (敦賀市)

昭和53年福井県立商業高校卒業。山本雅堂氏に師事。特にかな書に精進し、おおらかで伸び伸びした筆法でダイナミックな表現で作品を創作発表。これまで平成12年近江神宮献書会展で守口市長賞授賞。平成13年敦賀市総合美術展で教育委員会賞授賞。平成17年件書道展で準特選受賞。平成21年県美術展で知事賞授賞。作品における文字の構成、線の切れ味に加え、墨色の変化の美があり、感性豊かな作品を創作しており、本県書道発展に今後大いに期待されている。

 

山崎智里【音楽(打楽器)】 (福井市)

平成16年愛知県立芸術大学大学院(打楽器専攻)卒業。打楽器を岡田知之、今村三明、マリンバを神谷百子、ロバート・ヴァン・サイスの各氏に師事。平成16年第3回北陸新人登竜門コンサートで故・岩城宏之氏、オーケストラ・アンサンブル金沢と共演。第1回中部打楽器新人演奏会第1位。平成18年世界マリンバコンクールinオーストリアでセミファイナル出場。県内在住の若手マリンバ奏者として、多くの演奏活動を行うとともに、後進の指導に当たり、今後の更なる活躍が期待される。