日本を代表するバンドネオン奏者小松亮太とザ・タンギスツのオータムライブが福井県文化振興事業団主催、当財団協賛で、平成14年11月4日、ハーモニーホールふくいで開催されました。
集まった630人のファンは、次々と披露された懐かしいタンゴ音楽の名曲演奏を堪能しました。
タンギスツは「タンゴで生きている人たち」という意味で、今回のライブは小松さんをリーダーに、バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、コントラバスの5人で編成
コンサートの前半では、A・ビジョルド作曲「エル・チョクロ」に始まり、タンゴ中のタンゴといわれる「ラ・クンパルシータ」など11曲が演奏されました。
後半では、ピアソラ作曲の「92丁目通り」など8曲が演奏されました。
最後に「五重奏のための協奏曲」をバンドネオンの熱い演奏を中心に、各楽器の聴かせどころと緊密なアンサンブルで対比しながらタンゴの世界を演出し、会場から大きな拍手が贈られました。