当財団では、平成13年6月14日、敦賀市民文化センターにて、フラメンコダンサーでアーティスト長嶺ヤス子さん一行ををお招きし、げんでんふれあいコンサート「ヤス子・炎・フラメンコ」を開催しました。
フラメンコの本場でスペインからは、ダンサー、ボーカル、ギタリストら楽団一行が出演。
創作舞踏”あるジプシーの女”が演ぜられました。
ストーリーは、亡き夫の愛の思い出に始まり、若い恋人の登場で新しい恋が深まり、それを妨げる夫の亡霊、女は踊る亡父を見て、女の本心に気づく、若い恋人の逆上で、思いがけなくも刺殺され、霊となった女は、やがて立ち上がり、夫と抱き合い、天国へと昇っていく。
この物語に沿って、火の踊り、裸足の舞姫、一期一会の踊りなど、ダンサー・ヤス子の熱演が続きました。
また、共演ダンサーの好演やその国の民謡を歌うボーカル、ギター、ベース、ドラムなどのバック音楽の調べにマッチして、連続約2時間の熱気に満ちた舞台に、集まった約900人の観客は陶酔の域に引き込まれ、フィナーレには惜しみない拍手喝采が送られていました。
沢山の方々のご来場ありがとうございました。